iPhone 3G アプリ開発のハードル@蝦名

開発チームの蝦名です。


秋の釣りシーズンですね!
私は、先日、某河口までいってきました!
ですが、釣果はさっぱりでした〜、残念です。

今年は温暖化の影響なのか水温が下がらず、魚も元気がないみたいです。
釣りをするようになって、自然環境と人間との付き合いを考えるようになりました。
こんな私は、もっともっと考えなくてはいけないですね。
そうして、人間にも自然環境にも大事なことは何なのか?
難しい問題ですが、ちゃんと考えて生きたいと思っています。


iPhone 3G アプリ開発のハードル


iPhoneの開発を進めるにあたって色々と準備をしてきましたが、
今回は備忘録がわりにまとめておきたいと思っています。


iPhone 3G を入手します。
  iPod Touchでも大丈夫です。
  iPhone SDKには動作確認用のシミュレータ(iPhone Simulator)も含まれていますので、勉強までならば本体は後回しでもOKと思います。
  本体の調達はアプリケーションを公開したくなってからでも大丈夫。
  iPhoneも今なら直ぐに入手できるでしょうしw
  まぁ、開発機材としてのお薦めはiPod Touchなんですが。。。


Mac 本体を入手します。
  開発環境やシミュレータを動かすにはIntel系CPUを搭載したMacが必要です。
  また、OSはMac OS X v10.5.4以降が必要です。


iPhone SDKを入手します。
  Apple Developer Connection(以下、ADC)に登録すれば入手できます!
  SDKは無料で入手できます!


そして、作成したアプリケーションを配布したい場合には、


iPhone Developer Programへの登録が必要です。
  このプログラムへの登録は有料になりますが、AppStoreでアプリケーションを配布するには必須です。



さて、ここまで準備が出来たら、直ぐに開発を始めることができます。

ADCサイト内の iPhone Dev Centerにはサンプルコード等も準備されていますので、まずは開発環境に慣れる為にも、そちらから試してみるのが良いと思います。



ところで!



このページを読んでいる方々は普段からアプリケーション開発などをされている方だと思います。

もしも、開発作業中に分からないことがあったり、何か質問したいことがあった時にはどうしていますか?

私の場合は、

ググる
・開発用のドキュメントを漁る。
・先人に知恵を借りる。

といった感じです。



ところが!



iPhone SDKの入手時に同意した契約にはNDA(秘密保持契約)も含まれているので、SDKの情報は一切公開することができないのです。
(上記のことは、全てAppleの公開ページに書かれている内容になります)


これは困りますね〜


どんなにググっても情報は出てきません。

どこかの掲示板などで誰かに助力を頼っても、返答は得られません。
(いまどき匿名での書き込みなんていうのが幻想なのはご存知の通りです)

唯一の情報源は、SDKに含まれているドキュメントのみということになりますね。


こんな状況は、私が駆け出しだった頃は当たり前でしたが、今時はそんなのありかよ〜って感じですね。


iPhone開発者のギルドのようなものを作らなくては情報交換はNGなのです。
しかも、ギルドの入会資格の審査も厳密に実施しなくてはならないのですね。


こんなハードルがあったとは!?


という訳で、こういった状況は、腕があるところでは好機ということになるのでしょうか。


私達メディアリュウムの開発チームの場合はどっちになるのかは、まだ何とも言えませんが、今のところはラッキー(笑)にもつまづいていない様です。

好機のままでいけるといいなぁ。


NDAが変更にならない場合は、今回がiPhone開発ネタの最終回になってしまいますが、悪しからず!)